第33回 さよならキノコちゃん& OFT・MFTの始まり始まり~
■□■ 5月25日(火) ■□■
開口一番
「まだキノコちゃん(ワイヤーのことです)していなくちゃダメですか?」
と交渉に入るビビ。だってだって食べカスが舌先で取れないし、口内炎は稀にみる大豊作……このキノコかなりの毒入りなんだもんよー。どれどれ、と一通りチェックをしてくれた結果
「外してもOK!」
ヤッター\(>▽<)/
というわけで、2カ月に渡る食べカスと口内炎の無間地獄から解放されたのでした。そして新しく装着されたのがこちら。
もうお忘れの方もいると思いますが、懐かしの「クリアスナップシステム」を用いたブラケット!!
これまで長い間装着していたタイプよりワイヤーが目立たないのです。ブラケットを装着し始めた頃はクリアスナップシステムだったのに、治療が進むにつれ、いつの間にかワイヤー剥き出しタイプに。「これじゃ話が違うやんけ!」と思いながらも太いワイヤーを使用している間は我慢してくれ、治療が進んだら戻すからと説得されたのでした。ついについに帰ってきたのね★
「うまくいけば7月中旬までにインプラントを外して下旬にはブラケットも外れるかもね」
おぉっ!w(*゚o゚*)w Xデーは本当にもう間近。
そういうことなら実は結構サボっているホームケア、頑張らなくっちゃ。
■□ エーン、
カミカミ・ゴックンができません。・゚゚・(>_<;)・゚゚・ □■
この日は第2回OFT(口腔機能療法)・MFT(筋機能療法)のトレーニング日でもありました。1回目の時はOFTとMFTの概要を軽くレクチャーをしてもらって終わり。今回からトレーニングの始まりです。
「こんにちは。トレーナーのTです。さっそく始めましょう。まずは最終的にどれだけビビさんの顔付きや姿勢が変わったかがわかるように今の状態を記録をしておこうと思います。携帯で動画は録画できるよね?」
ゲッ! なんとビビの携帯はアンティークで調子が悪く、録画ができない。やむを得ず写真撮影で妥協。次回からデジカメも持参しようっと。椅子に座って自分の名前と年齢を言わされ、トレーナーのTさんがビビを連写していきます。
話し出す直前、下あごに梅干し健在
ちょっとおちょぼ口っぽい。上唇にもシワが……(ヤダー)
「この画像を保存しておいて、トレーニングが終わる頃に見比べてみてね。真面目に取り組んでくれれば変わりっぷりにビックリすると思います」
真面目にね……。いや、ほうれい線のためなら頑張るわよー!!!!
次に前回持って来るように言われたグミを使って噛み癖の診断。とりあえず、何も考えずに1つお口へポンッ。おいしい~、ただTさんに見られているのでちょっと恥ずかしい。1分ほど味わってゴクン。さーて診断は……と思ったら、今度は鏡を見ながら食べるように言われました。コラーゲン入りグミだから全然いいんだけどね、モグモグ……
「ビビさん、上唇が結構動いているでしょう。そこに縦シワもできているよね。これは奥歯で噛めていないということなの。あと、ちょっと背中が丸くなっているわね」
ゲッ、そうなの~Σ(゚д゚;)!?
なんでも、私は奥歯で噛んでいるつもりが実際は前から4番・5番目辺りで噛んでいるとのこと。Tさん、棒キャンディーの棒みたいなものを取り出して正しく噛むべきところを教えてくれました。3つ目に入る際は椅子に浅く腰掛けて骨盤を地面と垂直にし、奥歯を意識しながら食べてみます。すると……
上唇がほとんど動かない、おまけに30秒ほどで飲み込んでしまった!
「そうなの。正しい姿勢と奥歯で噛めている人は上唇はそんなに動かないし、飲み込むまでに時間がかからない。奥歯で噛むことでだ液が大量に分泌されるからね。前で噛むのは奥歯がない乳幼児や老人の食べ方なんです」
「どうして奥歯で噛まなくなったんでしょう?」
「姿勢や生活習慣など様々な要因が折り重なっているので1つに特定することは不可能でしょうね」
例えば、ビビの家は食卓にTVが欠かせませんでした。また、3つ下の妹がいるため、幼少期は親が妹の世話にかかりきりで注意がいかなかったのかもしれません。
「だから、原因を特定するのではなくて、正しい嚥下(えんげ)を見に付けましょう。今は離乳期の子供と同じ状態だからね。それにその縦シワは放っておくと取れなくなっちゃうよ~」
キャー、それだけはマジでご勘弁!(≧ヘ≦ ))
噛み癖の次は舌筋の診断へ。ポッピング(舌打ち)をするように言われました。但し、舌は丸めない、舌先は上顎に付けたところから始める。まずはTさんがお手本を見せてくれました。いい音! ビビも後に続こうと思ったけど……出ない~、力が入らない~(≡д≡) 舌を正しい位置に収めておくためにポッピングも練習することに。
「じゃ、今度はイーッと笑ってみてくれる?」
ビビは鏡に向かって思い切りイーッ!!!! としてやりました。ちょっと怖い笑顔だったけど。
「上と下の歯茎が見えているよね」
そういうとTさんは私の頬骨を親指でゴリゴリ揉み始めたのです。ってコレが超痛い!
「い、痛いですーっ。ギョエーッ!(涙目)」(>_<;)
「ごめんね。ちょっと我慢してね」
と揉みしだかれること約30秒。ウルウルの瞳でイーッとしてみると……
下歯茎が隠れてる!!!!w(*゚o゚*)w
「上歯茎も隠れる方法があるんだけど、それはまた追々ね。じゃ、上腕を回してごらん」
あれ? いつも肩がコキコキなるのに鳴らない。そういえば、肩甲骨周辺のあるポイントがいつも痛いのに痛くない……これって。
「ビビさんの肩こりの原因は噛み癖によるところが多いんでしょう」
だから、肩をいくら揉んでも治らないわけだ。痛みが出るところに原因があるとは限らないのねっ。それにしても、地獄の頬骨マッサージのおかげで顔色もいいし、肩こりもほぐれたしスッキリいい気分★
「じゃ、これ宿題ね。一カ月後楽しみにしてるよ」
あぁ、そうだったよぅ。以下、ビビに課せられたトレーニングです。
1.頬のマッサージ<30秒>→笑って「イー」<5秒×10回>
2.ポッピング(舌打ち)<20~30回>
これを毎日2セット。そうそう、食事は「姿勢を正して奥歯で噛む」も忘れずに。
※翌日、頬がちょっと筋肉痛になったような気がしました(笑)。5月29日現在、「奥歯で噛む」ことの難しさを実感しています。30年以上間違った咀嚼をしていたんだもんなぁ。
(END)
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