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2007年12月

第14回 上側のワイヤー、2段階アップ!

■□■ 12月17日(月) ■□■

 今年最後の定期診療。その度にワイヤーをより太いものへバージョンアップさせていくのですが、前回、下側は現状維持となりました(ワイヤーは新しい物に変えてもらいました)。今回は上下共にアップ。しかも、上側のワイヤーは2段階太くなりました。太くなったといっても0.01インチ(約0.25mm)前後の世界なので見た目に大きな変化はありません……というか慣れちゃいました。正直なところ、一番最初は「え、これからどんどん太くなるのー? 聞いてないよーっ!」と思いましたが(苦笑)。
 そして、チェンジ後2~3日は締め付け感があるので、やはり固いものはうまく食べられません。ちょっとツライけど、着々と治療が進行していると思うことにしよう(随分、前向きになったもんだ)!

「次回から上はより固いワイヤーになるからね」

「え、そうなんですか。あの、太さは……(一応、気にしてみる)?」

「変わらないわよ(笑)」

ワタクシ、矯正前は矯正治療というのはワイヤーをただただ締め付けていくだけだと思っており、ワイヤーに色んな種類と段階があるなんてつゆ知らず。治療の過程でワイヤーが太くなる事は寝耳に水でしたが、見方を変えれば、歯を動かすのはそれだけデリケートな所行ということ。歯列矯正というのはやはり、医療であり、専門職なのだということも改めて実感いたしました。

■□■ ステイン(着色)の理由 ■□■

 ここ最近、確実にステインが目立ってきているので、クリーニングをしてくれる衛生士の方に思いきって打ち明けてみました。

「歯磨き粉はリナメルを使っていますか?」

YES! この『アパガードリナメル』

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『アパガードリナメル』2,000円也。確かに歯はブラケットも取れてしまうくらいツルッツルに!


と言う歯磨き粉は先生のおすすめで使い始めたのですが120gでなんと2,000円という歯磨き粉界のシャネルなんざます。

「コーヒーやお茶をたくさん飲む方ですか?」

YES,YES,YES!! ビビはコーヒー中毒なのです。衛生士さんは得たり顔でおっしゃいました。

「リナメルは歯のエナメル質を構成する成分とほぼ同じ成分が配合されていて、歯自体にはとてもいいのですが、一般のほとんどの歯磨き粉に配合されている研磨剤は配合されていないんです。ステインの原因の一つはそこにあると思います」

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「研磨剤無配合」の表記

何でも研磨剤はステイン除去には有効なのですが、要は歯を研磨するわけですから、歯そのものには実は負担がかかっているのです。矯正中の歯は24時間ワイヤーで締め付けられ、それだけでも大変な負担を被り続けている。そこに毎日研磨剤入りの歯磨きを使ったら……。だから先生は矯正治療中の患者さんには研磨剤無配合で歯にとってプラスな成分ばかりが配合された『アパガードリナメル』をおすすめしているのだそうです。

「だけど、医院ではステインの除去もやってくれるんでしょ?」

とお思いになったあなた! 鋭いご指摘ありがとうございます。医院でのクリーニングは仕上げに必ずトリートメントを行います。このトリートメント剤には『アパガードリナメル』の2倍の成分が配合されており、完全プロ仕様。これでステイン除去のために研磨した部分をケアしているのです。
加えて、ビビは歯磨きの仕上げにフッ素剤

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フッ素剤には苺、レモン、グレープなど色んなフレーバーがあります

を塗布しているのですが、このフッ素剤に配合されている「フッ化第一スズ」

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この「フッ化第一スズ」もステインの一因

もステインの一因なのだそうです。

そういうわけでビビに出来るステイン防止対策は

「コーヒー、お茶を大量に摂取しない」

くらいでしょうか。その分、ミネラルウォーターに走ります! ちなみに『アパガードリナメル』は歯科医院やネット通販で購入できます。

 2008年の初診療は1月中旬。下の前歯の抜歯からスタートすることに。これで抜歯もおしまい(にしたい)。抜かれる前歯ちゃんにはその日までにいろいろな物を噛ませてあげようと思います(笑)。
厄除けに今年最後の矯正スマイルを載せておきまね(苦笑)。
初めてブラケットが着いた頃と比べたらやはり少しづつ動いているようです。

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4カ月前と比べて右前歯が引っ込んだように思えません?

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8月、初めてブラケットを装着した頃のものです

それでは皆様、よい年をお迎えくださいませ。来年もどうぞよろしく!

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第13回 上側一番奥にもブラケット装着!

■□ 苦手なセパレート処置のはずだったけど… □■

11月12日(月)

 上の歯の一番奥にバンドを入れる為、下準備「セパレート」の処置をしていただきました。さあ、また一週間の辛抱だ! でも、前回の不快感を大袈裟にイメージしていたせいか、思ったより違和感がありません。3日後にはゴムが挟まっている感覚すらなくなりました。

「なーんだ、楽勝★」

とビビは浮かれておりましたが、それもそのはず……。

■□■ 発覚! 楽勝だった理由 ■□■

11月19日(月)

 セパレートのゴムを取ってバンドを入れ、ブラケットを装着する日が来ました。2日前の土曜の夜、フロスをしている時に右上のゴムが外れてしまったのですが、検診が近かったので「ま、いっか」とそのままほったらかしにしておきました(こうやってズボラになっていく)。

「先生、というわけで右上にゴムはありませんから」

「オッケー、5日間入っていたのだから大丈夫でしょう。じゃ、左側のゴムを取るので口を開けてください」

はい。アーン

「……ビビさん、左側のゴムはとっくに外れていたみたいよ」

え、え、えーっっっ!!! (゚д゚;) それならゴ、ゴムはいったい何処に行ったの?

「食べちゃったんだろうねぇ」

そ、そんな……( ̄▽ ̄;)!!ガーン

「あ、でも有害な物質じゃないから、大丈夫よ。ただ、バンドが入るかどうかが心配ね」

もし入らなかったら一週間のロス。自分のめでたさにバカヤローっ!

結局、なんとか無事にバンドは入り、ブラケットも装着できました(ホッ)。まさか大人になってゴムを食べるとはなぁ……。

■□■ 矯正のセオリー:「まずはラインを揃える」 ■□■

 さて、前回気になっていたこと

「どうしてインプラントをしていない下の歯が先に動いたのか?」

について聞いてみました。

「出っ歯さんの場合、まず歯並びのラインを整えることから始めるの。引っ込めるのはその後ね」

私の場合、上の前歯2本は確かに出てはいるのですが、全体的な歯並びのラインはそれほど乱れていないのだそう。一方、下の歯は前歯2本のうち1本は若かりし頃の矯正で抜かれ、もう1本は矯正したにもかかわらずアフターケアがなってなかったが為に突出していて、ラインも乱れているという有り様。

「どうしてもデコボコしている歯の方が動きが分かりやすいので疑問に思うのは当然。でも、上の歯だってちゃーんと動いているから安心して」

と先生は不安を取り払ってくださいました。また、現在、上の歯に課せられている最重要任務は4番目の歯を後ろに引っ張ることなのだそうです。写真を見ると確かに上の歯も抜歯の隙間が狭くなり、それぞれの歯にも隙間ができています。

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上側。全ての歯にブラケットが装着されました。歯も少しずつですが動いています。

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下側。一見キレイに並んでいるようですが、数が左右対称ではありません。

■□■ 下の歯の抜歯 ■□■

 一見するときれいに並んだ下の歯たち。カウンセリング時から「歯の動きを見ながら、時期が来たら抜歯しましょう」と言われていました。でも、とってもいい感じで収まっています。なんだかこれでOKな気がしてきました。抜かなければ、抜歯代1万円の節約にもなるし!(矯正に関する抜歯は保険がちーっとも効きません)

「あのぉ、下の歯はやはり抜かなくてはいけないんでしょうか?」

先生はどれどれと私の歯の噛み合わせを見ていきます。

「上の歯をきちんと引っ込めたいのであれば、抜くことをお勧めするわね。もともと既に1本抜いて欠けているわけだから、噛み合わせのバランスから見ても抜いた方がいいと思う」

なるほど。私の矯正目標は「脱・出っ歯」であって「歯並びがキレイな出っ歯」じゃないのだ。ついつい節約主婦の性でケチなアイデアが頭に浮かんでしまった。自分に喝! ちなみに、抜くのにベストな歯は「突出していた歯」だそうです。

 そして、診療も終わる頃、

「ビビさん、残念だけど上の歯3番に虫歯を発見しちゃった。もう少し隙間ができたら、治療してね★」

Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン……

この先、歯が動く度に虫歯が「こんにちは!」なーんてことになったらどぼじよーっっ!!

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